バードウォッチング用双眼鏡のおすすめ7選｜選び方や初心者にぴったりな安い機種も！

子供から大人まで、だれでも楽しめるバードウォッチング（野鳥観察）。意識しないと気が付きませんが、私たちの周りにはさまざまな野鳥がいます。スズメやカラスなど身近な鳥をはじめ、普段なかなか見られない四季の鳥を観察し、自然に親しむのは楽しいですよね。

そんなバードウォッチングの必需品が双眼鏡です。双眼鏡を使えば鳥の表情や動きなど、肉眼では捉えきれない野鳥の姿形、細かい仕草を繊細に観察できます。ただし、双眼鏡選びは奥が深くて難しく、初心者の方はどれを選べばいいか悩む場合が多いです。単眼鏡の方が安いし持ち運びやすいので、どっちがいいか迷う人もいるかも知れません。

そこで今回は、おすすめのバードウォッチング用双眼鏡と、その選び方を解説していきます。どこで売ってるかなどの情報も併せて紹介するので、バードウォッチングを楽しみたい方はぜひ参考にしてください。

バードウォッチングに最適な倍率は8～10倍です。バードウォッチング用双眼鏡で野鳥を観察するとはいえ、倍率は高すぎると視野が狭くなります。また、視界も暗くなり、かえって見えません。そのため、倍率が高すぎる双眼鏡だと野鳥の素早い動きに対応するのは難しいです。

加えて、バードウォッチング用双眼鏡の倍率が高倍率では、手ブレの影響も大きくなります。バードウォッチング用双眼鏡を手で持って、野鳥を観察することが多いため倍率が8～10倍がおすすめです。

コンサートやスポーツ観戦など、その他の用途の目安は以下の記事で紹介しています。バードウォッチング用双眼鏡以外にも、興味がある方は参考にしてください。

単眼鏡と双眼鏡の2種類がありますが、バードウォッチングにおすすめできるのは双眼鏡です。なぜなら、単眼鏡は遠くの物体を見るのに適していないからです。よって、遠くの物体を観察するバードウォッチングには、双眼鏡をおすすめします。

人間の構造上、片方の目を瞑って対象物を見る単眼鏡では、距離感や立体感をつかむのが難しいです。一方、バードウォッチング用双眼鏡の場合は、両目で見られるため素早い動きの物体でも距離や立体感を把握できます。

以上のことから、バードウォッチングにおすすめできるのは双眼鏡です。

バードウォッチング用双眼鏡での見え味を重視するなら対物レンズをチェックして、バードウォッチング用双眼鏡を選びましょう。バードウォッチング用双眼鏡の対物レンズは、接眼レンズの反対側にある観察をする対象物側のレンズを指します。

バードウォッチング用双眼鏡の対物レンズの大きさは20mm～40mm程度が一般的となっています。20mm程度のコンパクトなものは、軽いので持ち運びに便利です。30mmの中径は、持ち運びしやすく、視界も明るく見える双眼鏡でバランスがとれています。

40mmの大型の場合、見やすさは抜群です。見え味を重視するのであれば大型の方が見えやすくなっています。しかし、大型レンズのバードウォッチング用双眼鏡は重いため、長時間持ち運ぶのにはおすすめできないバードウォッチング用双眼鏡です。

バードウォッチング用双眼鏡の重さやサイズもしっかりチェックしてみてください。バードウォッチングでは、長時間の持ち運びが多いため重たいものだと疲れます。重さやサイズが自分にピッタリだと疲れにくいため、商品は実際に持って選ぶのがおすすめです。

上述したようにバードウォッチング用双眼鏡の対物レンズが大きいと、サイズも大きくなるので、バードウォッチング用双眼鏡自体も重くなります。成人男性の場合はバードウォッチング用双眼鏡の重さが800gくらいまでなら、1日持ち歩いてもあまり疲れないとされています。

1kg以上あるバードウォッチング用双眼鏡もありますが、バードウォッチングでは長時間歩き回るため、体力に自信のある方におすすめのバードウォッチング用双眼鏡です。

肩から掛けられるものや、たすき掛けができるものなどもあるため、体の負担をできるだけ減らせるバードウォッチング用双眼鏡を選ぶのがおすすめです。

女性や子供には、軽めのバードウォッチング用双眼鏡がおすすめです。たとえば、400g～600g程度の軽量モデルのバードウォッチング用双眼鏡があります。できるだけ長時間持っていても疲れない重さのものを選ぶのがおすすめです。

しかし、バードウォッチング用双眼鏡が軽すぎるのはよくありません。あまりにもバードウォッチング用双眼鏡が軽すぎてしまうと風の影響を強く受けます。そのため、海辺などの風が強い場所で使用するのはおすすめできません。

女性や子供がバードウォッチング用双眼鏡を使用するのであれば、最低でも400g程度ある重さのバードウォッチング用双眼鏡が必要です。自分が使う環境や場所に合った、最適なバードウォッチング用双眼鏡を選ぶようにしてください。

バードウォッチング用双眼鏡の機能や基本性能をチェックして、バードウォッチング用双眼鏡を選ぶ方法もあります。購入したいバードウォッチング用双眼鏡の機能や基本性能もしっかりチェックしていきましょう。

購入しようとしているバードウォッチング用双眼鏡に防水性能があるかどうかをチェックしてください。基本的に野外でバードウォッチングを行うため、急な天候の変化で雨が降ってきた場合に備えられるバードウォッチング用双眼鏡がおすすめです。

バードウォッチング用双眼鏡が防水性能を持っていると、本体に湿気が入りにくいため、レンズが曇りにくい特徴もあります。バードウォッチング用双眼鏡を選ぶときにはぜひ、防水性能もチェックしてみてください。

録画機能付きのバードウォッチング用双眼鏡は便利です。珍しい野鳥を後から見返せるため、思い出として残しておけます。また、バードウォッチングに行ったときの野鳥観察日記もつけられるため、楽しみ方に幅が出ます。

家に帰ってから見返したり、観察日記も始めたい方にはおすすめの機能なので、バードウォッチング用双眼鏡に録画機能があるかもチェックしましょう。

眼鏡をかけている人は、バードウォッチング用双眼鏡のアイレリーフの距離をチェックしてください。アイレリーフとは、バードウォッチング用双眼鏡を使用したときの目と接眼レンズとの距離のことです。

アイレリーフの距離が短いと、接眼レンズに近い位置でレンズを覗く必要があります。一方、距離が長めなのであれば、遠い位置から覗けます。つまり、眼鏡をかけている人は眼鏡のレンズと接眼レンズの距離が必要なため、アイレリーフの距離が重要です。

アイレリーフは14mmが基準なので、15mmほどのバードウォッチング用双眼鏡を選びましょう。また、距離をチェックするのが面倒であれば、眼鏡をかけたまま観察できるバードウォッチング用双眼鏡もおすすめです。

バードウォッチングに慣れてきて、長時間観察するときは三脚に対応しているバードウォッチング用双眼鏡がおすすめです。バードウォッチング用双眼鏡を持つ必要がないため腕が疲れず、一ヶ所で集中して野鳥を観察できます。

特に、40mmの大型バードウォッチング用双眼鏡を購入する際には、三脚や三脚アダブターも一緒に買うのがおすすめです。じっくりと高画質でバードウォッチングを楽しめますよ。

日本の光学機器メーカーのニコンからは、用途に合わせたさまざまな種類の双眼鏡が展開しています。レンズの多層膜コーティングにより明るく見えるタイプが人気を集めている他、バードウォッチングではプロスタッフ・スポーツなどの激しい動きの対象を捉えやすいアキュロンなど、豊富な種類の中から選べるのが大きなメリットです。

コーワ（興和光学）は、医薬品で有名な興和グループの一員でもあり、さまざまなレンズを取り扱っている会社です。バードウォッチング界隈で愛用者も多く人気の高い、低コストで超望遠撮影も可能とするフィールドスコープ（スポッティングスコープ）のブランドとして有名です。

カメラ・ビデオ機器などで世界的に有名なキャノンからも、バードウォッチング向けの双眼鏡が販売されています。特徴的な機能として防振機能がついている点が挙げられます。上級者に愛されるのはもちろん、初めてバードウォッチングに挑戦したいと考えている初心者の方にも使いやすいモデルが揃っています。

日本の光学機器メーカーのビクセンは、天体望遠鏡では世界シェア上位を占めるほど有名な会社です。その品質の良さは海外からの評価も非常に高く、長く愛用したい人にも向いています。初めて双眼鏡を使う初心者にもお手頃な価格のものから、上級者も納得の品質のものまで豊富な種類を幅広く取り揃えています。

バードウォッチング用双眼鏡は、さまざまな場所で売られています。Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングといった大手通販サイトはもちろん、実店舗なら家電量販店などで取り扱いがあります。はじめて双眼鏡を購入するなど、自分に合ったものの選び方などがイメージできていないのなら、一度実店舗に足を運んでみた方が無難です。

一方、選び方などが自分である程度分かっているなら、豊富な種類の中から通販でじっくり選ぶのもおすすめです。

バードウォッチング用双眼鏡以外にも、バードウォッチングに必要なほかの道具があります。あわせて、自分に必要な道具を揃えていきましょう。たとえば以下のような道具も必要です。

• カッパなどの雨具
• 水分補給で使う水筒
• 日よけの帽子

上記のようにバードウォッチング用双眼鏡以外にも必要な道具はあるので、チェックしてみてください。

バードウォッチング用双眼鏡だけではなくカメラがあると、よりバードウォッチングが楽しめます。観察したときに撮った写真を記念に持っておけて、プリントすれば友達に共有可能です。三脚もあれば、シャッターチャンスも逃さずいい写真が撮れます。

以下の記事では、野鳥撮影に最適なコンパクトデジタルカメラのおすすめ商品を紹介しているので、参考にしてください。

バードウォッチングには、フィールドスコープを持って行きましょう。上述したようなデジタルカメラとフィールドスコープを接続すると、バードウォッチング用双眼鏡よりも高解像で野鳥を観察できておすすめです。

以下の記事では、フィールドスコープの人気おすすめ商品や、初心者にも分かりやすく選び方などを紹介しています。バードウォッチング用双眼鏡以外の必要な道具もぜひチェックしてください。

バードウォッチング用双眼鏡を使えば、野鳥をすみずみまで観察できておすすめです。本記事で紹介したおすすめのバードウォッチング用双眼鏡や選び方を参考にしながら、自分にピッタリのバードウォッチング用双眼鏡を購入してくださいね。